大阪に本社を置く製造業のフィリールでは、金属加工だけではなく樹脂加工及び販売も行っております。特に昨今需要が非常に高くなっているフッ素樹脂「PCTFE」丸棒の調達、及び販売に力を入れておりますので、コロナ禍でいつもの販売店から仕入れができなくなったメーカー企業の担当者は、是非弊社フィリールにお問合せください。
目次
コロナ禍によりフッ素樹脂の仕入れ・調達が困難に
2020年よりはじまった新型コロナウイルスは、2022年時点でも収束には至っていません。人員の縮小により物流が滞り、また企業のスリム化、民間の購買意欲の低下から世界全体で樹脂の需要が低迷し、工場によっては倒産に追い込まれるところも増えました。
しかし、2022年に入ると、徐々にアメリカを中心とした世界経済が復調をはじめ、今度は急速に需要が高まり、フッ素樹脂の圧倒的な供給不足に陥っております。
フィリールではフッ素樹脂の販売に注力
フィリールは金属加工の製造業となり、本社を大阪に置いております。昨今は樹脂加工の需要も伸びてきたため、樹脂専門の加工工場と提携して、樹脂加工も積極的に請け負っております。
その一方で、弊社フィリールが現在注力しているのが、フッ素樹脂の「PCTFE」となります。
フッ素樹脂「PCTFE」の概要
フッ素樹脂の「PCTFE」は日本の名称では「三フッ化塩化エチレン樹脂」や「3フッ化」などと呼ばれています。
機械的特性についてはあくまでも常温なので、温度の上下によって変わってきますが、衝撃耐性と耐食性に関しては非常に優秀で、透明として使うことができるのも利便性が高いと言えます。耐熱性においては-50~180度となり、低温または高温下においても寸法安定性に優れています。
薬品に対する耐性はPTFEと比較すると若干劣ってしまいますが、それでも他の樹脂素材と比べると申し分のない値と言えます。
フッ素樹脂「PCTFE」は耐候性と耐放射線性が高い
フッ素樹脂「PCTFE」は耐候性と耐放射線性が非常に高く、取り分け紫外線に対する劣化がほとんど見られないのが特徴となります。低温特性も高いため、高圧用パッキン、ガスソケット、耐食用部品などに需要があります。
フッ素樹脂「PCTFE」の丸棒の販売。安定供給が可能
弊社フィリールでは日本と中国、ベトナムの3か国に拠点を持っており、中国では1万平方メートル以上の広大な敷地に生産工場を有しています。今回ご紹介しているフッ素樹脂「PCTFE」はコロナ禍の現在、大手商社でも調達ができないほど、日本への供給量が不足しています。
弊社フィリールでは、他の商社やメーカー、販売店では調達が困難な中、中国工場から直接フッ素樹脂「PCTFE」の丸棒を輸入することができるので、日本国内においてもコロナ前と変わらず安定した供給、及び販売を年間を通してすることが可能となります。
フッ素樹脂「PCTFE」の丸棒販売のお問合わせはフィリールへ
現状、フッ素樹脂全般の調達が困難に陥っており、国内の販売店は発注の一時停止が目立ちます。
もし緊急にPCTFEが必要、もしくは毎月一定数欲しいという企業担当者は、一度フィリールにご相談下さい。フィリールでは現状フッ素樹脂に関しては、PCTFEとPFAの丸棒を取り扱っております。
商品概要
フッ素樹脂の種類:PCTFE
名称:三フッ化塩化エチレン樹脂
化学:ポリクロロトリフルオロエチレン
特徴:低温下による機械的強度、寸法安定性、耐候性、耐放射線性、耐食性販売形状:丸棒
色:半透明