大阪で金属の切削加工製作所を探している企業はフィリールまでお問い合わせ下さい。精密部品の短納期・大ロットの受注が可能です。海外工場の加工&短納期が強みです。
目次
大阪で金属加工業者を探している人の悩み
大阪で金属加工業者を探している企業担当者の中には、「精密部品だけど大ロットの量産依頼をしたい」、「切削依頼だけど短納期を希望。納期厳守」という要望を持って製作所を探している方もいます。
ものづくり都市である大阪はとりわけ金属加工業者が多いですが、折衝を図ってみると、「その納期じゃ間に合わないよ」、「うちは工作機械が少ないから300個以上のロットは無理だね」と意外と断られ続けて業者が見つからないケースがよくあります。
一方で大手であれば引き受けてくれるものの、今度は見積りが割高で予算をオーバーしてしまう、といった問題が常となります。
金属加工の短納期が難しいケースとは
金属加工を業者に依頼するにあたって、短納期が難しいケースが幾つかあります。あまり無理を言って依頼してしまうと、納期の遅延を招いたり、精度がずれてしまい、規格外の部品が納品されたりとトラブルにも発展しがちです。
下記では短納期が難しいケースとその理由を解説します。
1.海外工場で加工をする場合
コストダウンを図る場合の方法として、「海外工場で加工する」方法が挙げられます。中国やベトナム、タイ、インドネシアなどに工場を持つ製作所に依頼することによって、海外工場に委託できますが、海外で加工する場合は図面や指示の現地語訳や現地の物流事情、輸出入に要する日数が必要となるため、ロットで発注する場合は最低でも2週間程度はかかる見込みとなります。
また、どうしても現地人が加工をすると、図面通りに切削をしても規格に合わない事態に陥り、不良率の増加や納期の遅延に繋がる可能性があります。大抵は現地人が指示以外の工程を勝手に行っていることが原因ですが、現地の技術者への指導不足だと度々発生する問題となります。
2.難しい加工の場合
また、単純に加工が難しい場合も短納期が難しくなります。製作所の技術者は与えられた図面に100%沿って加工を行います。そのため、その図面が複雑の場合は、加工に要する時間が必然的に長くなるので、100個前後の部品であれば問題なくとも、それ以上の加工だと想像以上に時間がかかることもよくあります。
ただし、この場合は図面を見直してシンプルにすることで大分加工時間を改善することができます。
3.切削以外の複数の加工工程を依頼する場合
金属加工業者は1つの工場で製品化までのすべての工程を賄うことができるわけではありません。切削工場であれば切削のみ、板金工場であれば板金・製缶のみといったように、それぞれの専門業者が提携しあって1つの部品を作るイメージとなります。
そのため加工工程に複数の業者が絡むと、それだけ各業者の納期管理が必要となりますし、運搬・梱包の時間もかかるため、納期が少しずつずれてしまうことがよくあり、依頼を受けた切削工場側も責任がなかなか持てないことが問題となります。
大阪で金属加工の精密部品を短納期で依頼するポイント
大阪で精密部品を短納期で依頼したい企業担当者は、金属加工製作所のホームページを確認する上で「工作機械の設備状況」を確認してみるといいでしょう。
大阪には数多くの製作所・町工場があるものの、昔ながらの小規模事業者が多いため、設備投資がうまくいっていないところも散見されます。工作機械の台数が少ないと同時に加工できる数が限られるので時間が掛かりますし、1台で複数の工程を加工できる5軸加工機や複合旋盤がないと、技術者が手作業で工作機械を設置・設定しなおさなければなりません。
近年の精密部品は汎用旋盤やNCでは対応できない高精度のものも増えてきました。複合加工機を整備していない製作所は、そもそも精密部品の金属加工を請け負えないこともよくあります。
金属加工を短納期&大ロットで依頼するポイント
一方で金属加工を短納期及び大ロットで依頼する際のポイントを下記にご紹介します。
海外工場で加工すると大ロット&短納期が可能な理由
上記では海外工場で加工すると短納期が難しくなることを説明しましたが、それでも大ロットの場合は日本国内で加工するよりも安く短納期が可能となるケースもよくあります。
特に中国に加工工場がある場合は、大ロットであればあるほど有利となります。中国の工場は日本とは敷地面積や人員の数、工作機械の台数が桁違いとなります。そのため、1万個や10万個といった部品量産で大きな強みを持ち、結果として日本の工場と比較して短納期で納品できることがあります。
海外工場で加工すればコストダウン化も実現する
また、海外工場で加工をする場合はコストダウン化も実現します。海外工場で加工をすると、関税や船便・空輸便といった諸経費がかかりますが、それを鑑みても日本国内で生産するよりも大分割安となります。
ただし、製作所によって「うちの海外工場は真鍮の加工が苦手」、「うちの中国工場は板金だと不良率が上がる」といった得手不得手も目立つので、まずは担当者に相談してみるのがいいでしょう。
大阪とベトナム・中国に加工工場を持つフィリール
弊社フィリールは大阪に工場を持つ切削業者となりますが、アジアの中国とベトナムにも生産拠点を持っており、また金属・樹脂素材を韓国含む3か国より効率的に調達しています。
小ロットから数百個の切削であれば大阪かベトナム。1万個以上であれば中国の部品生産工場で加工することにより、短納期・低予算が可能となります。
まとめ:大阪で金属加工の短納期を実現。まずはお問い合わせください
大阪で金属加工を短納期で引き受けられる製作所を探している企業は、まずは弊社フィリールにご相談ください。近郊であれば直接お会いして打ち合わせができますし、お急ぎの場合は問い合わせ時に図面を添付していただければ、最短即日で見積りを提出することができます。