新型コロナ以降、世界的に半導体不足が懸念されていますが、その中でもフィリールは半導体を含む電子部品の調達・加工を請け負っております。
電子部品及び電子部品加工装置の部品依頼などでお困りの方は、一度お問い合わせください。
目次
世界的な半導体不足と電子部品の価格高騰(素材インフレ)
2020年の新型コロナより半導体の供給が著しく低下し、2021年より急速に回復。2022年現在においても半導体不足は世界の問題として取り上げられ、日本の各業界・メーカーも苦境に立たされている様子がうかがえます。
また、昨今は半導体だけではなく、電子部品全般が価格高騰を起こし、いわゆる「素材インフレ」が発生。また、輸入素材に関しては円安が加速しているため、平常時の2~3割価格上昇しています。
半導体不足は徐々に解消されつつあるものの、電子部品・素材の価格高騰は円安と素材インフレが続いている限り、以前と同様の価格帯に戻るのは困難が予想されています。
半導体と電子部品の違いを知ってる?
半導体も電子部品の1つとなります。有名どころでいえば「コンデンサ・抵抗器・変圧器・ダイオード・トランジスタ」などが挙げられます。コンピューターの計算や制御を司る部品を一般的に半導体と呼び、それ以外も含めた電子機器にまつわる部品を電子部品と総称して呼びます。
半導体含む電子部品の精密加工は高度な切削加工
半導体含む電子部品の加工はミクロン単位の精度が求められるため、工数はかかってしまうものの、切削加工を選択することになります。電子機器の小型化に伴い、半導体以外の電子部品も年々高精度が求められるようになり、金型のような射出成形ではもはや希望の精度は出せないようになっているのが現状にあります。
電子部品加工製造装置は高精度の工作機械が必要
電子部品の加工製造装置は、1つの部品の精度が足りなくなるだけで、加工する電子部品の精度も同時に落ちてしまうリスクがあります。電子部品の加工製造装置は、制作する電子部品以上の精度で制作されなければならないため、より高価でハイスペックな工作機械が必要となります。
電子部品の加工業者を選ぶポイント
電子部品の切削加工業者を選ぶポイントは、「金属素材の調達をどうやっているか」を確かめることをおすすめします。冒頭でご説明したように、昨今は素材インフレが社会問題となっています。
そのため、海外に直接調達網を持たない工場は日本の商社や販売店、メーカーから素材を購入することになるため、調達コストがかなり高くなります。もちろん見積価格に上乗せされますし、量産となると素材の安定した調達が難しく、依頼を断るところも多くなるでしょう。
弊社フィリールでは後述するように海外に自社工場・提携工場があるため、商社を介さずに金属素材を調達できるのが特徴となります。
最新の5軸加工機・マシニングセンタを導入。フィリールへご相談を
フィリールでは最新の5軸加工機やマシニングセンタ、NC旋盤・フライスを整備しております。図面から請け負わせていただくことにより、クライアントと共に正確な工程・予算・納期を打ち合わせすることができます。
御社の電子部品(半導体部品含む)を日本・海外で加工可能
御社がご要望する電子部品(半導体部品含む)は、日本の大阪工場だけではなく、ベトナムや中国でも加工が可能となります。
予算の都合上、日本の加工が難しい場合は海外工場で受注することにより、人件費を抑えて低予算で加工することができます。一方で海外受注の場合は納期の遅さが懸念されますが、新型コロナも落ち着き、航空便も増えたことから、1ヵ月も2か月も待たせることは基本的にありません。
半導体部品や電子部品の加工業者を探している担当者は、是非一度フィリールへご相談ください。