スチールやステンレスの「アジャスタ」を製作する加工業者(工場)を探しているメーカー並びに調達担当者は、大阪に拠点を置くフィリールにお問い合わせください。フィリールではアジャスタをはじめ、数多くの部品製作に携わっており、低予算・短納期のご提案をさせていただきます。
アジャスタとは。特徴と使い方
アジャスタとは、あまり聞きなれない部品かもしれませんが、日用生活品として使われる場面としては椅子の高さ調整によく使われています。使い方は、ネジにナットやボルトをつけて、締め付けることによって高さをコントロールします。会社オフィスでもデスクや事務機器などでよく使いますし、工場内における各種機械でも使われ、アジャスタの需要は非常に高いものがあります。
ちなみに、アジャスタには「アジャスタパッド」、「アジャスタフット」、「レベルアジャスタ」、「レベリングパッド」といった呼び名がありますが、どれも同じ意味となります。
アジャスタの特性と材質
アジャスタはあらゆる機器の底部に取り付け、高さを調節するのが主な使い道となります。中には数十キロから100キロを超える重量の機械を下支えすることもあり、アジャスタ自体の強度も高くなければなりません。各種装置を水平に保つことができるアジャスタの精度はもちろん重要ですし、耐食性や伝導性の有無も考えなければなりません。材質はスチールやステンレスが主流となりますが、場合によっては樹脂アジャスタもしばしば使われます。
アジャスタは角度を調整できる首振り型や滑り止めのラバーがついているタイプがあるほか、耐油性、難燃性といった特性を持たせることも可能です。アジャスタは単なるサイズや材質違いだけではなく、上記のような特性や用途の違いによって、数百種類にも分けることができます。そのため、アジャスタの仕入れや加工業者を探す場合は、アジャスタを含む部品類に対して深い知識を持つ担当者と話すことが大切です。
アジャスタの加工方法
アジャスタの加工は一般的に「転造」と「切削」の2種の方法が用いられます。転造は塑性加工の1つとなるので、最初に金型が必要となる分、初期コストがかさみます。金型は1種につき1つなので、複数種類のアジャスタを作るのであれば、それだけコストは膨らみます。一方で切削と比較すると加工のスピードが速く、また削り屑が出ない分、量産コストは切削よりも抑えられるケースが多いです。
ただし、アジャスタの形状が複雑であったり、高い精度を求める場合は、転造では対応できないことも多く、その場合は切削工場で1つひとつ加工をすることになります。一昔前までは上記の理由から、アジャスタは転造方法を用いることが普通でしたが、昨今は切削工作機械の進歩によって、切削加工であってもアジャスタの大ロット量産に対応できるようになりました。切削の方が転造よりも加工に対して融通が利く場面も多く、昨今は急速にアジャスタの切削需要が高くなっています。
アジャスタの仕入れ・加工業者をお探しならフィリールにお任せを
アジャスタの仕入れ先や加工業者を探しているメーカーや調達担当者の方は、是非弊社フィリールまでご相談下さい。弊社は切削工場として2014年創業以来数多くのお客様とお取引実績がございます。切削だけではなく、メッキや塗装など表面処理まで請け負うことができます。
大規模部品生産工場で1万個から10万個以上の量産も可能
フィリールでは海外にも積極的に展開しており、切削加工においてはベトナム工場でアジャスタの加工を請け負うことで低コスト化を実現しております。一方で1万個以上のアジャスタの生産及び仕入れに関しては、中国工場にて請け負うことで短納期・低予算が可能となります。