旋盤など切削部品の生産・製造を依頼できる工場をお探しの企業は、大阪のフィリールにお問合せください。
弊社フィリールは旋盤を用いた量産を得意としており、ボルト、シャフト、ギヤなどあらゆる高精度の部品を生産・調達することができます。
試作品や量産はもちろん、何よりも弊社ならではのコストダウン化の提案をさせていただくことができます。
2022年以降は旋盤切削部品のコストダウン化の見直しが急務な理由
2年にもわたる新型コロナの影響は甚大で、現在多くの金属素材の仕入れ価格が高騰しています。
この背景にはコロナのため港に割く人員配置を少なくしているため、仕分けや手続きに大きな遅延が発生していることと、主な輸入先である中国が輸出を渋り価格が値上がりしていることが挙げられます。
場合によってはいつもの旋盤の切削部品の価格が数倍に上がっている例もあり、製造業の企業努力では吸収しきれないことが製造全体の大きな課題となっています。
特に1万個、10万個といった部品の量産調達を計画している企業にとっては、原材料のコスト高はかなり予算に響く原因であり、最悪根本から生産計画や製品化、プロジェクトを見直す必要も発生し得る事案に発展します。
「いま頼んでいる工場では精度が足りない」というメーカーも多数
自動車、医療、半導体製造、電子機器やハイテク産業では、年々精密化が進んでおり、1ミクロンは当たり前で、場合によっては1ナノメートルといった超精密加工が求められることもあります。
「いままで旋盤の部品生産を頼んでいた工場がいたけど、次回製品の精度は自社では出せないらしい」
「旋盤の切削がネックで、提携している専門工場に外注するから、その分高くなると言われた」
といったメーカーの悩みもつきものです。
基本的に高精度を出すためには、高精度の工具であったり工作機械が必要となり、それが量産・数物となると、さらに高価な機械が求められます。
旋盤で部品の量産依頼。工場選びが今後はより重要に
冒頭でご説明した通り、旋盤による切削部品も。年々高い精度が求められるようになりましたが、高精度であればあるほど、製造工場によって品質に差が出てきます。
工場を選ぶさいは、理想の精度が出せる旋盤やその他工作機械を所有しているか否か、また、工場の切削スペースが恒温環境であり、振動にも揺れない環境であるかも重要となります。
旋盤の部品調達。既存の図面の見直しが必要
これまで旋盤で部品の量産を工場に依頼してきた企業は、今一度既存の図面を見直してみる必要がありそうです。
「でも、工場側に聞いたら予算はいままで通りで大丈夫らしいから、安心しているんだが……」
という事情もあるかもしれませんが、もしかすると、別の加工工程でコストを削っていたり、無理をした旋盤や切削加工をしているかもしれません。
また、ありがちなのが、「いまはまだ工場に在庫があるから大丈夫だけど、在庫がなくなったら値上げする」というもの。
突然値上がりした見積もりを突きつけられると、トラブルのもとにもなりかねませんの、まずは一度、工場の在庫状況を聞いてみるのもいいかもしれませんね。
旋盤の部品調達では、図面の見直しによるコストダウンがおすすめ
旋盤の部品調達におけるコストダウン化は、図面の見直しが最も簡単です。
今の図面よりもシンプルな旋盤加工に切り替えることはできないか。使う工作機械は旋盤だけに絞れないか。
また、いままで工場側に求めてきた精度と公差も見直してみましょう。もしオーバースペックで発注していたら、精度に適した工作機械にグレードダウンすれば、その分機械チャージが安くなります。
量産の場合はなるべく技術者の手が加わらないようにすれば、人件費を安くすることも可能です。
こういった人員や工作機械、精度の見直しはすべて図面から想定することができるので、工場側に相談してみるといいでしょう。
今後は中国にツテがある旋盤・切削業者が有利
一昔前に日本と中国が国際摩擦を繰り返してきたとき、「脱中国」、「チャイナプラスワン」などが流行りました。
これはあくまでも中国に工場や支店を置いている日系企業を第三国への移動を促すものでしたが、輸出入に関してはどちらかというと、さらに蜜月関係が色濃くなってきた印象がします。
そもそも日本の金属素材の多くは、いまだほぼ中国頼みとなっているのが現状ですし、東南アジア諸国から仕入れるとなると、中国以下の品質であり、それでいて価格は中国以上です。
そのため、今後はより中国にツテがあり、またコロナを見越して、陸路で中国から輸入ができる国に拠点を持っている工場が、より優位性を持った提案を企業にすることができます。
旋盤・切削の専門工場「フィリール」はベトナムと中国に特別なツテがあります
その中でフィリールは、中国の部品生産工場と提携し、ベトナムには切削工場の支店を有しています。
中国の部品生産工場では「深圳市京田精密科技有限公司」の取締役副社長を兼任しており、1万個、10万個の大規模な部品の生産及び調達にも対応しています。
そして、中国と陸続きのベトナムでは、切削工場を稼働しており、日系メーカーの高度な旋盤やマシニングセンタを整備しているだけではなく、それ以外の加工も提携工場のもと請け負っております。
なぜベトナムがいいのか。従業員の勤勉さだけではない合理的な理由
ベトナムを選んだ理由は、従業員の勤勉さだけではなく、日本との物理的な距離も大きな要因に挙げられます。日本からベトナムは直線距離で3600kmと東南アジア圏ではフィリピンに注ぐ2番目に距離が近い国となります。
距離が近ければ、それだけ製品や素材の輸入費用が安くなりますし、ベトナムはTPPの加盟国であるため、旋盤工場も大きな恩恵をうけることができます。
旋盤の部品の発注とコストダウンはフィリールにご相談
フィリールでは単に渡された図面の旋盤加工をするだけではありません。
その図面が本当に最適なのか、技術面、加工面、予算、納期すべてを相対的に検討し直し、コストダウンの提案をさせていただきます。
すでに工場と取引のある企業も、是非一度弊社に見積もりを出させてください。必ずご満足いただけるはずです。