切削工程の1つに穴あけ加工がありますが、切削工場の中でも得手不得手がある加工工程の1つとなります。バリや異物残し、穴あけの精度等、小ロットであればまだしも、大量生産の場合は時間と手間が追いつきません。
そんなときは、切削加工を専門とするフィリールにお問い合わせください。単純な穴あけから中ぐり加工まで、穴あけ加工全般を受注しております。
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穴あけ加工の量産はコストと時間がかかる
穴あけ加工は、一見すると金属製品に穴あけを施すだけの作業なので、それほど難しいようには思えません。実際穴あけ加工ではドリルや旋盤、フライス盤、マシニングセンタなどあらゆる切削加工機で穴あけすることができます。
しかし、穴あけをする際は、穴あけ部位にバリができてしまったり、金属粉や異物が入り込んでしまうことがよくあるため、場合によっては手作業でバリ取りすることもあります。
そのため、数個から数十個程度の小ロットであれば良いのですが、1000個、1万個といった大量生産が必要なときは、時間と労力がかかってしまい、現実的ではなくなります。
丸みを帯びている穴あけ加工も難易度が高い
穴あけ加工は金属版であればそれほど難しくはありませんが、パイプなど丸みのある金属素材に対して穴あけ加工をする場合は、途端に難易度が跳ね上がります。さらに精度を求められる場合は、穴あけ加工に自信がない切削工場は断ることも普通です。
穴あけ加工は試作品を必ず提案する業者を探す
穴あけをした加工品は見た目も判断材料の1つとなりますし、バリの具合も依頼者が直接確認しなければなりません。そのため、まずは試作品を作ってみることが肝心となります。また、試作品の段階で、どのような加工方法を用いて穴あけをして、またバリや金属粉、異物残しを排除するかも併せて提案してくれるような切削業者が理想と言えます。
穴あけ加工の量産化では、特殊工具を使う業者を選ぶ
交差の厳しい高い精度を求めたり、大量生産を穴あけに依頼する場合は、工場側は依頼主専用の特殊工具を使うことが一般的です。汎用性のある工具では金属に負けてしまいますし、びびりを防ぐことも難しいです。
穴あけに定評がある切削工場では、どこも依頼を受けた金属素材や厚み、穴あけ部位を考慮した特殊工具を用意するものです。
穴あけ加工含めた切削の量産はフィリールにご相談ください
フィリールでは穴あけ加工のみの大量生産はもちろん、それ以外の切削加工や表面処理含むすべての加工工程を請け負わせていただくことができます。
弊社では穴あけ加工は日本の大阪工場、もしくはベトナム工場にて行うことができます。最初は図面を含めたやり取り、及び試作品の制作は日本で行い、問題ないようであれば、ベトナム工場に材料を持っていくことも可能です。納期や予算に応じて日本とベトナムのどちらで穴あけ加工をするかを提案させていただきます。
材料や輸送コストに問題を抱えているメーカー担当者もお問合せください
近年は新型コロナ、及びそれに伴う欧米経済の復調により、金属素材や輸送に伴うコストが大幅に上がっています。そのため、これまで取引していた加工業者から、在庫の欠品や仕入れ価格の値上がりを通達された、という企業担当者も多いはずです。
弊社フィリールでは、ベトナムだけではなく、中国にも部品生産工場の拠点を持っており、商社を介入させないで直接輸入することが可能です。そのため、加工コスト増に悩んでいる企業は、是非一度フィリールにご相談ください。