旋盤加工での重要な役割をするのが『切削工具』『切削油』ですが、切削工具『バイト』『チップ』とバイトの選択は簡単ですが、チップの選択が種類が多く『刃先角度』『コーティング』『ポッチ』と
加工する『材質』『ワーク』により異なるのが、面白さでもあり難しさとも言えます。
切削粗削りにおいて
旋盤加工の粗削りで重要なポイント『刃先の工具寿命』『切削性』と考えます。金属加工において『粗削り』が利益を生む最重要な工程です、『時間短縮』に繋がり他社との価格競争に打ち勝つ工程です。
ワークにより『切り込み量』『送り速度』『切削速度』を調整し、時間短縮を図る作業となり『切削油×チップコーティング』が効いてきます。
小径の粗削りは『ポジティブ』で切れ味重視で尚且つ刃先の摩耗を防ぎ、小径以外の中物サイズは『ノーズR』を確保し粗削りを行う。
切削工具の使い分け
フィリールでは『粗削り×海外製メーカー』『仕上げ×国内メーカー』と使い分けを行っています。
海外製のチップは『コスト高』ですが工具能力が高くコスパで考えると良い。国内製のチップは『コスト安』でセールも実施される事が多い為、仕上げ工程のチップは買い。
両面使いの6コーナー使用できる仕上げチップは、コスパ最強です。
『材質』『ワーク』により様々な選択
今回の記事に関しましては、ザックリな工具のお話でしたが『鉄』『アルミ』『ステンレス』『難削材』で記事を書いていこうと思っております。
最後までお読みいただき誠に有り難うございました。