ローレット加工とは、金属素材に凹凸を付ける加工方法で、一般的に滑り止めの特性を付与したい場合に加工します。ローレットでは、平目加工とあや目加工がありますが、今回ご紹介するのは前者の平目加工について。ローレットの平目加工を検討されている個人及び企業の方は、切削から表面処理まであらゆる金属加工を請け負う、弊社フィリールに一度ご相談ください。
ローレット加工の役割。平目とあや目とは
普段何気なく生活で使用している金属製品の中でも、ローレット加工が施されているものは幾つも見つけることができます。例えばライター。ジッポや100円ライターで、火をつける際のホイールはギザギザしていますよね。この金属の表面につけるギザギザをローレット加工と呼びます。
ローレット加工には平目とあや目の2種があり、平目は横の直線を同一方向に刻む加工方法で、あや目は網目のように斜線のギザギザを刻む加工方法となります。基本的にローレット加工を請け負っている業者であれば、平目もあや目も加工することはできますが、業者によって得手不得手はありますので、ローレット加工を依頼する際は、業者のこれまでの実績やサンプルを確認するのもいいでしょう。
ローレット加工の方法は製造業者に提案してもらおう
ローレット加工は上述した平目とあや目の刻み模様があるだけではなく、転造式と切削式の2つの刻み方があります。ローレット加工の実績が豊富な技術者が在籍していれば、ローレット加工を施す金属素材によって、または平面と円柱のどちらにローレット加工を施すのかによって転造式と切削式を切り替えることができます。業者によって提案内容も変わる可能性があるため、依頼する際は複数の金属加工業者から見積もりを貰い、さらに、ローレット加工に関しては、どうしてこの提案内容となるのか、その根拠も説明してもらうのもおすすめです。
フィリールでは平目もあや目も実績豊富!ローレット加工ならお任せください
フィリールではローレット加工も平目とあや目双方請け負っています。業者によっては「うちは平目加工は切削できないよ」などと条件付きで請け負うところもありますが、弊社では、あくまでもご依頼主となるお客様の要望に沿った最善の提案をさせていただきます。ローレット加工を施す金属も、アルミ、チタン、鉄、ステンレス、樹脂、銅、真鍮、鉄など、あらゆる素材に対応しています。是非平目を含むローレット加工をご依頼したい方は、大阪に本社を置くフィリールにご相談ください。