金属加工の最終工程として、多くの製品で取り入れられている表面処理。その中でもメジャーな「メッキ加工」についてご紹介します。金属のメッキ加工は多くの製造業社が請け負っていますが、依頼するポイントや注意点などはあるのでしょうか。今回は知らないと失敗するかもしれない、意外と難しい金属のメッキ加工における業者の選び方についてご案内します。
金属のメッキ加工は意外と難しい
金属の表面処理の中でもメッキ加工はほとんどの製品で行われますが、実は意外と難しい表面処理でもあります。金属におけるメッキ加工は、電気メッキと非電気メッキ、化成処理に大きく分けることができますが、メッキをする素材は数十とあります。その中から素材を選ぶポイントは、被メッキ素材の材質や素材に求める特性(防錆性や耐摩耗性など)からメッキ素材のコスト、量産性、納期などを相対的に鑑みて決めなければなりませんので、製造業者にはかなり深いメッキ加工についての知識と提案力、問題解決力が必要となります。
金属のメッキ加工は専門業者に依頼するべき?
金属のメッキ加工をネットで検索してみると、思いのほかメッキ加工全般を専門に扱っている工場があることが分かります。では、「じゃあ機械加工はA社で、メッキ加工はB社に依頼しよう」と考えがちですが、実はそれはあまりおすすめできません。工程別に業者を変えてしまうと、予算が割高となるだけではなく、納期の遅延やスケジュール管理の乱れ、責任所在の不明といったトラブルとリスクを抱えることになります。
仮に切削など機械加工を主軸にしている製造業であっても、「弊社はメッキ加工まであらゆる金属加工を一気通貫で請け負います」とPRしていたら、彼らに依頼した方が何かと便宜を図ってくれます。「でも専門性に欠けるのでは?」と考えるかもしれませんが、自社でメッキ加工設備があれば、当然メッキ加工に精通した専門の技術者が在籍していますし、そうでない場合は、提携しているメッキ加工の専門業者に委託するので、専門性に問題はありません。
フィリールならば低予算・低コストでメッキ加工含む全工程を受注可能!
金属のメッキ加工は、上述したように、製造業社側の提案力や問題解決力が必要となります。フィリールは切削等機械加工を主軸としていますが、図面作成からメッキ加工といった表面処理まで、入口から出口までをモットーにお客様とお付き合いさせていただきます。提携工場はもちろんのこと、大阪本社やベトナム工場もフル稼働しておりますので、短納期・低コストで最善且つ高品質のメッキ加工を提案させていただきます。
金属のメッキ加工業者を探している個人・企業の方は、是非一度フィリールにご相談ください。