一昔前までは、焼入れ後の旋盤加工は困難というのが金属加工業における一般常識でした。しかし、昨今は設備も随分と発展し、焼入れ後の旋盤加工も技術的に可能となりました。ただし、難易度の高い加工技術には変わりありませんので、焼入れ後に旋盤加工を検討しているお客様は、親身になって相談に乗ってくれる、責任ある製造業者を選ぶべきと言えます。
金属加工における焼入れの種類は実は多い
焼入れと一口に言っても、高周波焼入れや浸炭焼入れ、真空焼入れなどたくさんの種類の焼入れ方法があります。金属素材を高温度で熱して急速冷却することには変わりありませんが、金属素材の種類や求める硬度によって焼入れの種類が変わります。そして、焼入れ後の旋盤加工は通常よりも難易度が上がり、誤差も出やすく脆さが生じることもあります。焼入れ後の旋盤加工をご希望の方は、見積もりをとった工場の担当者とよく話し合い、検討を重ねた上で業者を選ぶのがいいでしょう。
焼入れ後の旋盤加工を依頼する際の金属加工業者の選び方
焼入れだけならまだしも、焼入れ後の旋盤加工も同時に依頼するのであれば、金属加工業者はどこでもいいというわけではなくなります。まず第一に、焼入れは上記で説明したように種類多くあり、細かい焼入れも含めると10以上の焼入れ方法があります。無論それぞれにおいて設備も変わってくるので、焼入れの設備がどのくらい揃っているかも業者選びのポイントとなります。
また、焼入れ後の旋盤加工も最新の設備と実績、そして技術が必要となります。安さを売りにしている町工場の場合は、焼入れの設備が揃っていなかったり、焼入れ後の旋盤加工技術に乏しいところも少なくありません。それだけ焼入れ後の旋盤加工は難易度が高いので、業者選びの際も低予算の一辺倒ではなく、実績や品質保証などを鑑みて、金属加工業者を決めるのが得策と言えそうです。
フィリールでは全国から焼入れ後の旋盤加工のご依頼を請け負っております
大阪に本社を置くフィリールは、長年旋盤加工を主軸に、あらゆる金属加工を一気通貫で請け負っている金属加工製造業です。焼入れはもちろん、焼入れ後の旋盤加工のお問い合わせ・ご依頼もよくいただきますので、どのお客様にもご満足いただける高品質な金属加工を実現しております。また、フィリールでは関西エリアのみならず、全国のお客様からのお問い合わせをお待ちしております。経験豊富な技術者が在籍しておりますので、簡単な図面があれば、こちらから提案、即見積もりすることも可能です。
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