金属加工のあらゆる素材の中でも難削材として知られる「ステンレス」。そのステンレスをフライス盤を用いて加工をしたい場合、依頼する金属加工業者はしっかりと吟味して選ぶことが肝心です。今回はステンレスのフライス加工を業者に依頼したい場合の業者の選び方をご紹介します。
ステンレスのフライス加工が難しい理由
ステンレスは曲げや溶接などあらゆる加工ができますが、その中でも切削加工は最も難易度が高いと言われています。ステンレスは他の金属素材と比べて、熱伝導率が低さが際立ちます。これは工具が摩耗して寿命が短くなるだけではなく、寸法公差が大きくなってしまう要因でもあります。そのため、ステンレスのフライス加工を行う場合は、長年ステンレスを触ってきた確かな技術者の在籍が必要です。
ステンレスのフライス加工は、設備だけではなく業者の経験とデータが重要
しかし、ステンレスのフライス加工にはベテラン技術者がいればいいというだけではありません。当該工場にステンレスのフライス加工を含む切削の実績とそれに伴うデータなどが蓄積されていなければなりません。
ステンレスは小さな部品やパーツなどの加工にも利用されますが、重要なのはこれらを長年使い続けることができるように、加工強度を維持することです。そのためには会社としての実績がある程度必要となってきます。
フィリールはステンレスのフライス加工の実績が豊富!
ステンレスのフライス加工は上記のように「経験豊富な技術者」、「製造業の実績」、「蓄積したデータ」が揃っている業者に依頼することをおすすめします。
弊社フィリールは大阪に拠点を持つ金属加工業ですが、ステンレスのフライス加工も積極的に請け負っており、創業以来実績と信頼できるデータを積み上げてきました。ステンレスの加工量産も請け負っておりますので、大ロットでのご依頼もお待ちしております。
ベトナム工場で低予算で請け負うことも可能
弊社フィリールはベトナムのホーチミンにも工場を持っております。そのため、予算重視でステンレスのフライス加工を依頼したいお客様に対しては、ベトナム工場での加工を提案させていただいております。ただし、加工した製品は船便で日本に輸出しますので、大阪工場で製作するよりも日数がかかってしまいます。品質に関しては日本に持ち込まれたのち、大阪工場にて最終加工チェックを日本人技術者によって行いますのでご安心ください。