製缶板金加工のご依頼は年々増加傾向にあり、他の加工と比較しても毎月多くのお問合せを頂きます。製缶板金加工は多くの金属加工工場で請け負っていますが、技術者による手作業も工程に含まれることが多々あるため、業者を選ぶ際はよく吟味することが必要となります。
今回ご紹介するのは、製缶板金加工を低予算で依頼するポイントや方法をご紹介します。
目次
低予算でのコストダウンは、海外の製作が定番となっている
金属加工業者も競合との差別化を図るために、「低予算の依頼を積極的に請け負う」、「お客様のコストダウンのご相談に乗る」ことは既に常識となっています。しかし、実際のところ、日本国内で加工するうちは、製缶や板金であろうとも相見積もりで大きな金額の差は出ないのが現状です。そのため、中小の一部及び大手製造業は、続々と物価の安いアジアに工場を作っています。
フィリールが中国ではなくベトナムに工場を作った理由
アジアの工場といえば、真っ先に思いつくのは中国かと思います。ここ数年で中国も人件費が高騰してきたとはいえ、材料費含めてまだまだ中国の覇権は変わりありません。しかし、弊社フィリールはあえて中国ではなくベトナムに工場を設立しています。
その理由は、まず第一にお客様の要望にある「低予算」については、ベトナム工場でも十分クリアすることができることにあります。ベトナムの物価は日本の4分1から7分1であり、ベトナム人の平均年収は20万円、ハノイやホーチミンといった都市部でも40万円となります。そのため人件費も低コストですみますので、お客様が提示する予算内に往々にして抑えることができます。
品質にも明確な差が。低予算をどこまで追求するかがカギ
とはいえ、ご想像の通り、やはり中国で中国人によりつくられたものは、日本人技術者と比べると品質がどうしても劣りますし、設備も最新とは言えません。特に半導体の装置に使う部品のようなナノ単位の精密差を要求される加工や、製缶板金でも技術が必要となる金属素材については、どうしても不良率が高くなってしまいます。日本人が求める品質をきちんとクリアしつつ、低予算で製缶板金を加工できるベトナムが、弊社フィリールにとって理想の国と判断しました。
製缶板金はフィリールにご依頼を。低予算&高品質の納品を心がけます
製缶板金の中でも板金加工は、人の目視や技術者の最終加工チェックが重要になります。多くの企業は中国やアジアの工場からお客様に直送しますが、弊社では品質を確かめるため、一旦日本の大阪工場に持ち込み、日本人技術者が最終チェックを行い、問題なければお客様の元へお届けします。低予算でありながらも高品質な納品をご希望の方は、是非一度フィリールにお問合せください。