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ネジ加工の特徴が今すぐわかる!加工方法や用途を解説!!

2023.03.13(Mon)

金属加工Q&Aブログ

ネジ加工の特徴が今すぐわかる!加工方法や用途を解説!!

ネジ加工とは、旋盤やマシニングセンターなどの工作機械を使用して、工作物にネジの螺旋を切り込む加工方法です。ネジ加工は、機械部品や機構部品の製造において、非常に重要な加工方法の一つです。ネジ加工の知識を深めて加工に活かしたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. ネジ加工について
  2. タップ加工について
  3. ネジ切削加工について
  4. 転造ネジ加工について
  5. ネジ規格種類について
  6. メートルネジについて
  7. 管用テーパネジについて
  8. 管用平行ネジについて
  9. UNFネジについて
  10. UNCネジ
  11. ウィットネジについて
  12. BSWネジについて
  13. ネジ加工の金属加工依頼は『フィリールへお任せください』

ネジ加工について

ネジ加工は、切削刃を使用して、工作物の表面に螺旋状の溝を切り込むことで、ネジの形状を作り出します。ネジ加工には、外径ネジ加工と内径ネジ加工の2種類があります。外径ネジ加工は、工作物の外側にネジを切り込む加工方法で、内径ネジ加工は、工作物の内側にネジを切り込む加工方法です。

ネジ加工は、機械部品や機構部品の製造において、非常に重要な加工方法の一つであり、高精度な加工が必要とされることが多いです。ネジ加工には、切削速度や切削深さ、切削角度、切削方向などの切削条件を適切に設定することが重要です。また、ネジ加工には、ネジの形状やピッチ、径などの寸法精度を保証するために、専用の工具や装置を使用することもあります。

タップ加工について

タップ加工とは、工作物に内部ねじを作成するための加工方法の一つです。タップ加工は、タップと呼ばれる工具を使用して、工作物の内部に螺旋状の溝を切り込むことで、内部ねじを作成します。

タップ加工には、手動で行う場合と、自動化された機械的なプロセスを使用する場合があります。手動のタップ加工では、工具を工作物に取り付けて回転させながら、加工物の表面に軽い圧力を加えて、内部ねじを作成します。自動化されたタップ加工では、旋盤やマシニングセンターなどの工作機械を使用して、タップを工作物に接触させて内部ねじを作成します。

タップ加工には、切削刃の形状や寸法、タップの回転速度、加工物の材質や硬度などの要素が影響します。タップ加工においては、加工物の材質や硬度によっては、事前に穴あけ加工などの前処理が必要になることもあります。

タップ加工は、工業製品や機械部品の製造において、非常に重要な加工方法の一つです。タップ加工によって、ボルトやネジ、コンピューターの筐体など、多様な製品を作成することができます。

ネジ切削加工について

ネジ切削加工とは、工作物に外部または内部ねじを作成するための加工方法の一つです。ネジ切削加工は、専用の工具を使用して、工作物の表面に螺旋状の溝を切り込むことで、ねじを作成します。

ネジ切削加工には、外径ネジ切削と内径ネジ切削の2種類があります。外径ネジ切削は、工作物の外側にネジを切り込む加工方法で、内径ネジ切削は、工作物の内側にネジを切り込む加工方法です。

ネジ切削加工には、ネジの形状やピッチ、径などの寸法精度を保証するために、切削条件を適切に設定することが重要です。切削条件には、切削速度、切削深さ、切削角度、切削方向などが含まれます。また、ネジ切削加工には、専用の工具や装置を使用することもあります。

ネジ切削加工は、工業製品や機械部品の製造において、非常に重要な加工方法の一つです。ネジ切削加工によって、多様な製品を作成することができます。ネジ切削加工によって作成された製品には、自動車部品、航空機部品、建築材料、電気製品、機械部品などがあります。

転造ネジ加工について

転造ネジ加工は、金属棒材を転造機によって加工し、ねじを形成する方法です。転造ネジ加工は、熱処理や切削加工を必要とせず、高い精度でかつ高速にねじを製造できるため、大量生産に適しています。

転造ネジ加工は、まず金属棒材を転造機の送りローラーで送りながら、転造ダイスと呼ばれるねじ形状の型に圧縮します。この圧縮により金属棒材がねじ形状に変形し、ねじ山とネジ径が形成されます。その後、カットダイスと呼ばれる刃物でねじの先端を切り落とし、最終的なねじが完成します。

転造ネジ加工は、螺旋角やねじ山形状を容易に変更できるため、様々な種類のねじを製造することができます。また、表面の処理も容易に行うことができ、滑り止め処理などの特殊な形状も実現できます。ただし、転造機やダイスの設備投資が必要であるため、少量生産や試作品の製造には向いていません。

ネジ規格種類について

ネジには様々な種類の規格がありますが、ここでは代表的なものを紹介します。

JIS規格
JIS B 0205:メートルねじ
JIS B 0216:管用テーパねじ
JIS B 1180:UNC、UNFねじ
JIS B 1181:BSWねじ
JIS B 1182:M級精度ねじ
ISO規格
ISO 68-1:メートルねじ
ISO 261:ISOメートルねじ
ISO 965-1:一般用途用メートルねじの寸法と許容偏差
ISO 965-2:精度品質グレードA、BおよびCに対する許容偏差
ISO 1502:一般用途用メートルねじおよびボルトのためのゲージと試験方法
ANSI/ASME規格
ANSI/ASME B1.1:UNC、UNF、UNEF、UNSねじ
ANSI/ASME B1.2:BSW、BSF、BA、BSC、BSG、BSPTねじ
ANSI/ASME B18.2.1:UNC、UNFねじの標準サイズと寸法
ANSI/ASME B18.2.2:UNC、UNFねじの許容偏差と許容範囲
これら以外にも、各種国内外の規格が存在します。また、特定の用途に応じた特殊な規格も存在します。

メートルネジについて

メートルねじとは、ネジの径とピッチがメートル法に基づいて規格化されたねじです。メートルねじはJIS規格、ISO規格、DIN規格などがあります。

メートルねじの表記方法は、Mとねじ径(ミリメートル)とピッチ(ミリメートル)の数値を並べて表します。たとえば、M8×1.25は、ねじ径が8mm、ピッチが1.25mmのメートルねじを表します。

メートルねじは一般的に、機械部品や電気部品、自動車や建築などの様々な分野で使用されます。そのため、様々な長さや種類のメートルねじが販売されています。

管用テーパネジについて

管用テーパネジは、管状の部材に取り付けるためのねじで、一般的には管継手やバルブなどに使用されます。管用テーパーネジは、先端が尖った円錐形状をしており、内側に螺旋状の溝が切り込まれています。

管用テーパネジは、一般的なネジとは異なり、規格が管径とともに定められています。また、管用テーパーネジは、ガスや水などの流体が通る管の接続に使用されるため、密封性能が重要な要素となります。

管用テーパネジの取り付けには、専用のレンチやドライバーが必要となります。取り付け時には、適切なトルクをかけることが重要で、不十分なトルクでは継手が緩んでしまい、過剰なトルクでは継手が破損する恐れがあります。また、管用テーパネジの使用前には、表面の汚れや傷などを確認してから使用することが大切です。

管用平行ネジについて

管用平行ネジは、管状の部材に取り付けるためのねじで、一般的には管継手やバルブなどに使用されます。平行ネジは、ねじ山が平行に刻まれたねじで、先端部に平らな面があります。

管用平行ネジは、外径が定められた管に対して使用されます。管用平行ネジは、ネジ径やピッチ、長さなどが規格化されており、一般的にはJIS(日本工業規格)に規定されています。

管用平行ネジの取り付けには、専用のレンチやドライバーが必要となります。取り付け時には、適切なトルクをかけることが重要で、不十分なトルクでは継手が緩んでしまい、過剰なトルクでは継手が破損する恐れがあります。また、管用平行ネジの使用前には、表面の汚れや傷などを確認してから使用することが大切です。

UNFネジについて

UNFネジは、アメリカ合衆国で規格化されたねじの一種で、Unified National Fineの略称です。UNFネジは、ねじ山が細かく刻まれており、高い締め付け強度と密封性を持ちます。一般的には、細い径のネジに使用されます。

UNFネジは、ねじ径やピッチ、長さなどが規格化されており、ANSI(米国規格協会)やSAE(自動車技術者協会)によって定められています。また、UNC(Unified National Coarse)と同様に、インチサイズで規格化されています。

UNFネジは、専用のレンチやドライバーが必要となります。取り付け時には、適切なトルクをかけることが重要で、不十分なトルクでは締め付けが甘く、過剰なトルクではネジや部品が破損する恐れがあります。

UNCネジ

UNCネジは、アメリカ合衆国で規格化されたねじの一種で、Unified National Coarseの略称です。UNCネジは、ねじ山が粗く刻まれており、一般的には太い径のネジに使用されます。

UNCネジは、ねじ径やピッチ、長さなどが規格化されており、ANSI(米国規格協会)やSAE(自動車技術者協会)によって定められています。また、UNF(Unified National Fine)と同様に、インチサイズで規格化されています。

UNCネジは、専用のレンチやドライバーが必要となります。取り付け時には、適切なトルクをかけることが重要で、不十分なトルクでは締め付けが甘く、過剰なトルクではネジや部品が破損する恐れがあります。

ウィットネジについて

ウィットねじは、スペインの機械部品メーカー、ウィット・ベルトラン社が開発したねじの一種で、セルフロッキングねじとも呼ばれます。ウィットねじは、ねじ山に特殊な形状を施すことで、自己締め付け効果を得ることができます。

通常のねじは、外部からの力により締め付けられた状態を保つために、ナットやロックナットなどを使用する必要があります。しかし、ウィットねじは、ねじ山の形状によって、締め付けられた状態を保つことができます。このため、ナットやロックナットを使用しなくても、ねじが緩むことが少なく、震動や振動がある環境でも安定した締め付けが可能です。

ウィットねじは、主に自動車や航空機などの高負荷・高速度・高精度な環境において使用されます。しかし、ウィットねじは通常のねじよりも高価であるため、コスト面での検討が必要です。

BSWネジについて

BSWねじとは、イギリスの規格であるBritish Standard Whitworth(BSW)に基づいて規格化されたねじです。BSWねじは、ねじ径とピッチの両方がインチに基づいて規定されています。

BSWねじの表記方法は、ねじ径(インチ)とピッチ(数値)をスラッシュ(/)で区切って表します。たとえば、1/4-20は、ねじ径が1/4インチ、ピッチが20本のうち1本のねじを表します。

BSWねじは、古くから使用されていた歴史的な規格であり、イギリスをはじめとする英連邦諸国で広く使用されています。しかし、現在ではメートルねじやUNC・UNFねじといった規格が普及しており、BSWねじは比較的特殊な用途に使用されることが多くなっています。

ネジ加工の金属加工依頼は『フィリールへお任せください』

単品・数物・量産品のネジ加工は、フィリールへご依頼ください!!
鉄・ステンレス・アルミ・真鍮・銅・樹脂と様々な精密切削加工に対応しております。
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