近年は世界的にアルミの供給不足が目立ち、アルミ価格の高騰を背景に既存の取引先から乗り換え先を探している調達担当者も多く見かけます。
アルミ加工のオーダーをするため、金属加工の製作所を探している調達担当者は、是非一度フィリールにお問い合わせください。フィリールではアルミの精密加工やオーダーメイドだけではなく、独自の強みを活かし、他社ではできないコストダウンを提案することができます。
目次
需要の高いアルミ製品。ステンレスとの違いは?
金属加工をする上で欠かせないアルミは、ステンレスと並ぶ需要の高い素材です。ステンレスと比べて軽量かつ熱伝導率が高いのが特徴です。
強度が低い反面バリが発生しやすいので、注意深く切削加工しなければなりませんが、ステンレスと比べると加工性は高く、あらゆる業界で重宝されている材質となります。
アルミの金属加工依頼。精度に対応できるか製作所への確認は必須
アルミは切削性において優位性があるものの、決して加工が簡単というわけではありません。合金の種類によっては精度が出にくいこともありますし、技術者の腕が求められる場面も多々あります。
そのため、アルミ加工を製作所に依頼する際は、問い合わせした最初の時点で求めている寸法精度に対応できるかを尋ねるといいでしょう。
アルミ加工の部品オーダーはロットで見積もり価格を交渉しよう
アルミ加工の部品オーダーをする際は、まずは製作所に依頼するロットを打ち合わせするのが見積もり価格の交渉がしやすくなるポイントです。試作品をメインに受けているところや工作機械の台数が少ないところは小ロットがメインで、大ロットでも100個前後が限界となります。
一方で弊社を含む大ロット歓迎の製作所であれば、高い精度のアルミ加工を維持したまま数千個から数万個以上のロットで切削を請け負うことが可能で、むしろ大ロットであればそれだけコストダウンの提案も可能となります。
思うようにイニシャルコストが下がらない場合は、ロットを見直してみるのも有効であることを覚えておいてください。
アルミ加工オーダーが高騰しているわけ。納期は必ず事前確認を
アルミは金属加工の中でも最も需要が高く、入手がしやすい材質の1つでもありますが、昨今は世界的に材料不足に陥っており、仕入れ価格も高騰しているのはご存知でしょうか。
その背景にあるのが中国です。アルミ生産国の中でも中国はずば抜けていて、世界に流通しているアルミの半分が中国産と言われています。その中国は2022年以降も新型コロナからなかなか脱却できなく、毎月生産量が減少している問題が浮上しています。
ある程度まとまったロットでアルミ加工のオーダーを検討している企業は、製作所に対して納期は必ず厳守であることを伝えてみるといいでしょう。反応が良くないようであれば、中国に調達ラインを持っていないため、仕入れに苦労していると判断することができます。
アルミ加工オーダーに強みを持つ金属加工製作所「フィリール」の強み
大阪に本社工場を持つ弊社フィリールは、金属加工の中でも切削を専門として数多くの案件を受注している製作所となります。アルミ加工のオーダーに関しても豊富な実績を基に他社では断られるような高精度の加工オーダーが可能となります。
1.アルミ最大の生産国中国に大規模工場を持つ
弊社フィリールがアルミ加工において他社よりも優位性がある点の1つに「中国に大規模部品生産工場を有している」ことが挙げられます。フィリールの代表は中国の深センにおいて、1万平方メートル以上の広大な面積を持つ工場の取締役副社長を兼任しており、対日本企業の総合窓口を担っています。
中国工場では300台以上の加工設備を取り揃えており、いずれも日本製や台湾製の高品質が売りのグローバルメーカーのものを整備しています。常時300名近い工員がフル稼働で働いて言える様子は、日本ではちょっと見ることができない圧倒的な光景です。
2.仲介業者を介さないので調達価格が安い
上述したように、弊社フィリールは中国の大規模工場の取締役副社長を兼任しているため、中国生産の金属素材に関しては仲介業者を通さず直で仕入れることができます。
一般の製造業者・製作所は日本の販売店や商社から金属を調達するため仕入れ価格が高くなりがちです。また、販売店や商社の規模によってアルミ価格はより一層割高になることもしばしばあります。「うちは中国から仕入れているよ」という工場であっても、実際は中国にある日本工場向けに販売している問屋から仕入れていることになるので、調達価格はそれほど割安にはなりません。
また、弊社にアルミ加工をオーダーいただく場合は、中国工場での加工をお申し付けいただければ、よりコストダウンができるほか、さらに1万個、10万個単位の部品製作に関しても大きなコストメリットを感じていただくことができるよう提案させていただきます。
3.輸入関連のすべての手続きを代行
弊社フィリールは中国のほかにベトナムのホーチミンにも切削工場を有し、図面制作から表面処理に至るまで一気通貫で請け負うことができます。さらに調達に関してはベトナム・中国・韓国の3か国から輸入できるので、いずれの素材も年間を通じて安定した価格と供給が可能です。
海外工場にアルミ加工をオーダーする場合は関税を含めた輸入関連の手続きが必要ですが、加工品は一度弊社の大阪工場に持ち込んで加工チェックをしたのち、お客様の倉庫に納品するため、輸入関連の手続きはすべて弊社で行うことができます。
まとめ:アルミの機械加工はフィリールにお問い合わせを
今回はアルミ加工のオーダーのポイントをご紹介しました。アルミはありふれた金属素材ではあるものの、近年は中国の生産量が減少の一途をたどり、徐々に価格の高騰が目立っています。他社から乗り換えたい、新規の製作所を探している、という調達担当者は、是非一度弊社フィリールにご相談ください。