弊社がベトナム進出をし『4年半の月日』が流れました。初めてベトナムを訪れた時を鮮明に覚えています、現在では行く度に新たな建物が建設されていたり目新しさが多い国の一つで当然『製造業』におきましても同様の事が起こっています。
ベトナム協力会社様へ訪れると新たな機械、増築と勢いを肌で感じる事も多かったです。ハノイ・ダナン・ホーチミンの『日系企業』『ローカル企業』含め200社以上訪問をしてきました。このページでは、町工場目線による『ベトナム金属加工』を記事にしていきたいと思っております。今からベトナムへ進出する企業様、海外調達を検討中の企業様にお役に立てれば幸いです。
ベトナム国の概要について
【国・地域名】ベトナム社会主義共和国 【面積】 33万1,690平方キロメートル 【人口】9,648万人 (2019年) 【首都】ハノイ 人口 809万人 (2019年) 【言語】ベトナム語 【宗教】仏教(約80%)、そのほかにカトリック、カオダイ教など 【政体】社会主義共和国 【通貨】ベトナムドン(VND) 【GDP】名目:261.92(10億ドル)一人当り:2,715ドル(2019年) 【実質GDP成長率】7.0% (2019年) 【主要産業】農業・製造業・卸・小売業等
フィリールがなぜベトナム進出したのか?
平成26年に『フィリール』を創業いたしました。『CNC旋盤』2台『汎用旋盤』1台から始まりました、当初は旋盤職人が重宝され客先にも恵まれ寝る間もなく加工に励む日々を過ごしておりましたが一人で対応出来る事が、1年も経つ間もなく限界が訪れ『加工職人』の募集を行いましたが当時は、加工会社も忙しく職人の面接も出来ずに悩んでいました。
その頃ベトナム人の研修生が盛んな時期でもあり、弊社にも案内が届きベトナムに面接に行く事となり人生初のベトナムに行きました。面接日程とし(ハノイ2日・ホーチミン2日)計60名程、訓練校にて面接も一斉に6名で回転が速くじっくり会話もできず、気になった4名と訓練校の学長とコーディネーターと私で昼食をしたいと相談し許可を頂き、美味しいベトナム料理を食べながら、会話をし面接をしとてもいい面接になり貴重な体験をさせていただきました。
訓練校の学長もこのような面接は初めてだったらしく大変喜んで色々と話しをして頂き大変勉強になり、面接も無事終わりコーディネーターの方に『日系企業』『ローカル企業』を訪問予定をしていただいていたので、ベトナム金属加工現場へ行かしてもらいました。驚きの連続で現場従業員の人数・加工機の多さ・スタッフの若さに圧倒され、『フィリールとベトナムの繋がり』が始まりました。