私たちフィリールはあらゆる金属加工・部品の精密機械加工を承っております。試作を含む小ロット歓迎の他、お客様のご要望に沿った納期を実現します。まずはご相談下さい。
目次
金属加工のオーダー。価格・コスト高騰の背景
金属加工を日ごろからオーダーしているメーカー・企業の調達担当者は、2020年新型コロナ以降、年々続く見積り価格の高騰に悩んでいるのではないでしょうか。
金属加工費用が値上がりを続けている理由・背景は複数の原因が挙げられます。
- 新型コロナの影響により生産国の物流・供給が滞っている
- ロシアウクライナ紛争のため、エネルギーコストが高騰している
- 米国の利上げとそれに伴う日本円の独歩安のため金属素材の仕入れ価格が高騰している
- あらゆる金属素材の価格が上がる「素材インフレ」が続いている
などがコスト高の要因となっています。新型コロナも2023年になると中国も規制緩和の動きをはじめており、供給量は戻りつつあるものの、もともと中国やメキシコといった金属生産国の物流事情は悪く、「物流が悪い=現地の物流コストが高い」となるため、なかなかコロナ以前と同じ価格に回復するのが難しくなっているのが現状です。
金属加工1個から切削依頼する際の見積り依頼のポイント
部品や製品の金属加工を1個から製作所に切削依頼をする場合は、どうしても見積りが高くなってしまいます。機械加工費用自体はほとんど高くはならないのですが、量産依頼では値引きができる梱包費や運搬費、事務手数料等が発生してしまうので、個人の持ち込みだと請け負うことが難しいこともあります。
その中でも見積りを安くするポイントは、「依頼する工場ですべての加工を完了できる」、「価格の高い工作機械を使わない機械加工」などを押さえておくといいでしょう。
例えば表面処理や板金をしたい場合、切削工場では工作機械がないため、提携している業者に委託しなければなりませんので、上述した運搬費など諸経費が発生します。
また、価格の高い工作機械を使わなければならないような精密加工の場合は、機械チャージが見積りに上乗せされます。できるだけ汎用旋盤などを用いた切削を依頼するようにしましょう。
金属加工のロット依頼は業者の強みと設備を確認する
一方で金属加工のロット依頼をする際は、事前にホームページ上で加工業者の強みや設備状況を確認するのが失敗しないポイントです。切削工場は事業規模によって「1個から300個までロット受注可」、「1000個以上の量産歓迎」といった一度に受注できるロットがあります。
WEB上で判断できない場合は、工場の設備を見てみるといいでしょう。多くの製作所は整備している工作機械を紹介しているので、汎用旋盤とNC加工機しかなければ量産は難しいですし、工作機械が数台、十台前後しかないようならば、小ロットしか請け負えない可能性が高いです。
金属加工のロットを短納期で依頼するポイント
部品や製品化における金属加工のロット・量産を短納期で業者に依頼するためには、工場のキャパシティを越えないことが重要です。
また、量産をする際は、日数のかかる素材の調達から切削まですべて自社で行えることも確認するといいでしょう。
量産といってもロット数によりますが、数千個から1万個を超える切削は基本的にどこの工場も難しいので、その際は海外工場を持っている製作所に相談すると解決の道が開けるかもしれません。
例えば弊社は中国と韓国、ベトナムの3か国から商社を介さないで素材の仕入れを行っていますので、調達価格が年間を通して安定しています。
また、数百個単位の製作であれば日本とベトナム工場で行い、1万個以上の部品生産であれば中国の大規模工場を活用します。基本的に中国の工場は敷地面積や整備している工作機械の台数、常駐している技術者の数ととともに日本とは桁が違うので、どんな数の量産依頼も承ることができます。
フィリールは小ロット歓迎。金属加工のあらゆる機械加工を受注
弊社フィリールは1個から数十個の小ロットの機械加工も歓迎します。金属加工であればあらゆる機械加工を受注できるのが弊社の強みとなり、大阪市に所在を置くものの、取引先企業は全国に及びます。
技術力あり。SUSステンレス・アルミの切削量産実現します
弊社フィリールはSUSステンレスやアルミをはじめ、機械加工する金属素材を選びません。他社で断られた難削材と呼ばれる難しい金属・合金素材であっても受注が可能なので、まずはお問い合わせいただき、図面をご送付ください。図面からご相談いただくことで、弊社の強みとなる切削方法による加工が可能となるので、その分コストダウン化の提案や短い納期といったお客様のご要望を実現することができます。
試作から本生産まで一貫受注が私たちの強み。見えないコストを削減
今回は金属加工を小ロットで依頼する際のポイントをご紹介しました。弊社フィリールは切削の専門工場ですが、他の加工工程も含めて一気通貫で製品化までの全工程を請け負うことができます。
企業によっては切削工場、板金工場、表面処理工場とそれぞれの業者に依頼するところもあるようですが、それでは数十枚の図面や納期・進捗の管理など見えない労働コストは計り知れません。
弊社は図面作成から製品化まですべての工程の管理業務が可能です。是非一度ご相談下さい。