2種類以上の金属素材をくっつける溶接加工。斜光マスクを付けてアーク溶接している現場は、テレビなどで見たことがある人も多いのでは。その金属の溶接加工は弊社フィリールでも1個から量産まで請け負っています。手作業のアーク溶接から、自動化が可能の溶接ロボットを利用した溶接加工まで幅広く対応していますので、是非一度ご相談下さい。
金属の溶接加工でありがちのトラブル・不良
金属の溶接加工において、ありがちの不良や技術トラブルは下記のようなものとなります。いずれも溶接加工に真摯に向き合うことによって対策をすることができるものとなります。
【歪み】
溶接は高熱で2つの素材をくっつけます。母材は高熱が加わると膨張し、さらに冷やすと固まってしまい、それが溶接加工後に「そり」が生まれる原因となります。そのそりを最小限に抑えることが製造業の腕の見せ所となります。
【ひずみ取り】
上述した歪みはどうしても起きてしまうのですが、その歪みをとる作業を「ひずみ取り」と呼びます。一般的にはハンマーやプレスで加工修正をしますが、このひずみ取りはずさんにやると跡が残ってしまいます。高品質・高精度を謳う製造業はひずみ取りの跡がありません。
【アンダーカット】
溶接加工時に熱が高すぎたり、溶接速度が速すぎたときに発生する止端の溝です。
【ブローホール】
溶接したあとに金属の内部に気泡のような空洞化ができてしまう不良となります。溶接したあとに金属が状態変化を起こしたことが原因ですが、技術者の知識と経験や、日ごろ使う金属素材の徹底管理で防ぐことができます。
高品質・高精度の金属の溶接加工とは
高品質・高精度の金属の溶接加工を成功させるためには、溶接加工を行う技術者が金属素材の性質や溶接時の工具・工作機械の特性をよく理解していることが大前提となります。それ以外にも溶接加工だけを見るのではなく、当該製品がどのような目的で使われるのかを知り、依頼主の目的に沿った精度と誤差を実現し、見た目(外観)も重要視する工場が優秀な製造業ということができるでしょう。
フィリールでは金属の溶接加工を小ロットから量産まで対応可
フィリールは大阪に本社を置く金属加工の製造業。自社はもちろん提携先の工場とも協力し、数十台規模の溶接機を使うので量産も可能となります。弊社フィリールは金属の仕入れから徹底管理の下、高品質・高精度の溶接加工が可能となります。是非、一度お問合せください。